: 分布
: 統計的推定法
: 母比率の区間推定(小標本の場合)
目次
索引
第2章で,確率分布の基礎となる2項分布と正規分布の話をしました.ここでは,まず,正規分布の性質について考えます.
正規分布の加法性
確率変数
が独立で,それぞれ正規分布
に従うとき,和
は正規分布
に従う.
証明 正規分布の加法性より,
したがって,
例題 3.6
ある年齢の生徒の身長は120cmを平均値として,標準偏差が4.5cmの正規分布に従っているとする.このとき,50人の身長の平均が120.6cmよりも大きくなる確率を求めよ.
解
をある年齢の生徒の身長とすると,
.50人の相加平均
は定理3.3より
.よって
次に,
が正規分布に従わない場合を考える.
[中心極限定理]
が互いに独立で,平均値
,分散
の同じ確率分布に従うとする.このとき,
が十分大きいならば

近似的に

に従う
ならば近似度はよくなる.
Administrator
平成18年9月12日